ドラムライン「SPACE」とは
代表である宮野下シリュウと世代や性別を超えた打楽器奏者で編成された打楽器ユニット。音楽の三代要素のうちの一つ「リズム」に特化した打楽器(スネアドラム)を中心に、日本の伝統楽器である尺八や篠笛と共にパフォーマンスを繰り広げます。
身体を打楽器に見立てる「ボディ・パーカッション」やリズムでお互いに意思の疎通を図る「リズムコミュニケーション」、日本で古くから親しまれているリズム「一丁締め」「3本締め」「3・3・7拍子」を題材とした演目など、聴覚・視覚・振動による触覚を刺激する超感覚型コンサートをお届けします。
演奏プログラム例(60分)
①オープニング〈登場〉
ホール公演では客席の入口、学校公演では体育館入口から、尺八を先頭に演奏しながら入場します。
※鼓笛隊のイメージです。
②打楽器の花形〈スネア〉によるドラムラインを聴いてみよう。
スネアのアクロバット奏法を駆使したフォーメーション・スネア・パフォーマンスをお届けします。
♪DRUMLINE![作曲/SPACE]※スネアのみの演奏です。
③日本の伝統楽器、篠笛とのアンサンブルを聴いてみよう。
祭囃子をイメージしたオリジナル楽曲でスネアと篠笛の演奏をお届けします。
♪祭り[作曲/SPACE]※スネアと篠笛による演奏です。
④楽器紹介・体験コーナー
打楽器の花形「スネアドラム」、日本の伝統楽器「尺八」や「篠笛」を紹介を致します。またスネアドラムには実際に触ったり、叩いてみたりして頂きます。
⑤日本に伝わるリズム(一丁締め、1本締、3本締、3・3・7拍子)を体験
日本に古くから伝わるリズム「一丁締め」「1本締」「3本締」「3・3・7拍子」をホール公演ではお客様、学校公演では児童・生徒・先生様へレクチャーさせて頂きリズムを落とし込んだオリジナル楽曲に合わせて共演して頂きます。
♪ヨーイ・ヤ・イヤー・ハッ[作曲/SPACE]※スネアと篠笛による演奏です。
♪YELL[作曲/宮野下シリュウ]※スネアと尺八による演奏です。
⑥リズムでお話ししよう。
古来より打楽器は、隣の村々との通信手段として用いられたことが知られており、スネアを使ってクイズ形式で日本語のイントネーションを演奏し出題するコーナーです。また簡単なリズムの手本を奏者が演奏し、皆様に一緒にリズムを覚えていただき、同じリズムを返す「コール&レスポンス」をレクリエーション感覚で体験していただきます。
⑦プロの演奏を観て、聴いてみよう。
プロであってもパフォーマンスにはリスクが付きもののマーチングやドラムライン、恐怖に打ち勝ちチャレンジする精神をホール公演ではお客様、学校公演では児童・生徒様にご覧頂くコーナーです。
♪You Can Do It[作曲/SPACE]※スネアのみの演奏です。
♪メリーゴーラウンド[作曲/SPACE]※スネアのみの演奏です。
⑧質問コーナー
楽器の事や、奏法や演奏の事、プロが丁寧にお答えしていくコーナーです。
⑨共演コーナー「リズムに合わせて体を動かそう。」
音楽に合わせて全身を使った体操を行います、失敗を恐れずにホール公演ではお客様、学校公演では児童・生徒様と一体となってチャレンジします。
※ワークショップを同時に開催する場合は、成果発表の場となります。
♪Dreamin’「作曲/SPACE」 ※振付/佐久間 信吾(言語聴覚士)※スネアと尺八による演奏です。
公演概要
叩くだけで誰でも簡単に音が出せる打楽器は、音楽の三代要素のうちのリズムに特化した楽器です。音階がないスネアドラムのフォーメーション演奏を中心にさまざまな楽曲をご覧いただきます。
【プロによる楽曲演奏】
高い技術力はもちろんのこと、一糸乱れぬ演奏を複数の奏者が執ることにより、コミュニケーションの取り方にも言語以外の方法があることや、音楽の楽しみ方が聴覚によるだけではなく、視覚・触覚を使って楽しむことができること、音楽の可能性に触れていきます。
【ボディーパーカッション体験プログラム】
身体を打楽器に見立てる「ボディパーカッション奏法」を用いて、日本に古来よりある親しみやすいリズムを一緒に演奏します。身体に刺激を与えることで、リズムを体感しやすくなり、音を自由に出すことの喜びを感じていただきます。例として、「3・3・7拍子」、「3本締め」を使います。
【リズムコミュニケーションプログラム】
簡単なリズムの手本を奏者が演奏し、皆様に一緒にリズムを覚えていただき、同じリズムを返す「コールアンドレスポンス」をレクリエーション感覚で体験していただきます。昔、アフリカでは太鼓などを鳴らすリズムで、村々の間がコミュニケーションを図っていたことなどの打楽器の歴史的背景にも触れて行きながらお話をします。
【打楽器体験プログラム】
ホール公演の場合は会館のスタッフ、学校公演の場合は先生のお力もお借りして奏者指導のもと、スネアドラムを使いながら、楽器に触れたり、叩いたりする事で振動を間近で感じることにより、音楽の楽しさを感じる機会を提供いたします。
【講座・質問コーナー】
講座では座学だけではなく各演奏者の経験を踏まえ、「挑戦をすることの大切さ」、「夢や目標を持つことの大切さ」についてもお話しさせていただきます。また質問コーナーでは参加者のコミュニケーション能力を育ます。
参考動画
ユニット代表「宮野下シリュウ」のこれまでの実績
洗足学園音楽大学、並びに同大学院器楽科打楽器コースを首席で卒業する他、打楽器の国内外でのコンクールにおいて優秀な成績を修めており、これまでに500回を超える学校公演やワークショップの実績に裏付けされたパフォーマンスは高い評価を頂いております。
ホール公演や学校公演の他、特別擁護学校や、特別支援学校等での演奏も対応可能です。
東京都の要請により、2015年から東京都府中療育センター・北療育センター城北分園通所にて打楽器のデリバリー型演奏を行なっております。※肢体不自由の重度障がいを持つ利用者の病棟で行われる参加型コンサート
・2018年
友愛みどり園BIGコンサート出演(千葉県八千代市)
千葉県知的障害者福祉協会主催 第27回さわやか芸能発表会(千葉県文化会館)
・2019年
東京都立村山特別支援学校様
・2020年
船橋市立船橋特別支援学校様
ドラムライン「SPACE」のこれまでの実績
令和5年度 文化芸術による子供育成推進事業(ユニバーサル公演事業)
福井県・かつやま子どもの村中学校様
福岡県・福岡県立柳河特別支援学校様 ※芸術鑑賞会の様子をこちらからご覧頂けます。
福岡県・久山町立久原小学校様
福岡県・福岡県立嘉穂特別支援学校様
北海道・北海道函館養護学校様
神奈川県・神奈川県立相模原中央支援学校様
群馬県・群馬県立桐生特別支援学校様 ※芸術鑑賞会の様子をこちらからご覧頂けます。
千葉県・千葉市立坂月小学校様